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LFCコンポストについて

橋本さん.gif

投稿スタッフ

金沢|近江町市場のお取り寄せ

こんにちは。
今日は「イチバのカゴ プロジェクト」をきっかけに、イチバのハコでお取り扱いを開始した、
LFC(ローカルフードサイクリング)さんのコンポストについてのお話です。
お取り扱いを開始するにあたり、私たちも商品について色々とお勉強をしているのですが、
実際に使えわれている現場を見たいなーと思っておりましたところ、ご縁で石川県在住の公式LFCアドバイザーの大石奈央子さんと一緒にイベント出店をする話がまとまり、イベントを前に大石さんのご自宅にお邪魔して、色々とお話を伺ってきました。
(イベントは前のスタッフ日記でご紹介した、今週土曜日のイベントです。)

まず、コンポストとは?
最近色んな方面で耳にされる方も多いと思いますが、簡単に説明しますと、家庭から出る生ゴミ(野菜のくずやお魚の残など)やあとはお庭にある葉っぱなどの有機物を、微生物の働きにより分解して発酵させることにより堆肥を作る仕組みのことを指します。
コンポストをご家庭で取り入れるメリットとしては、廃棄する生ゴミの量が削減されたり、出来上がった堆肥をプランターや家庭菜園に利用できたりする点です。そして、それは大きな枠組みとして考えると、食料のサイクル(食材のゴミから出来た堆肥で野菜を育ててまた頂く)が生まれたり、また、家庭ゴミを償却する際に排出される二酸化炭素を減らしたりということにも繋がります。

そんな良い点ばっかりなら、なんでみんなやらないの?となりますよね。
コンポストは、堆肥になるまで時間や手間がかかるや、虫や悪臭が発生するというというイメージが先行して、興味はあるけどなかなか始めるまでには至らず諦めている方も多いのではないでしょうか?
また、実際コンポストは始めたいけど、堆肥が出来たところでその使用場所がないから、やめておこうという声も聞きました。
金沢みたいな田舎だとわりかしお庭のあるご家庭も多いですが、都会だとそうはいかないですよね。

さて、そんなイメージのコンポスト。
かくいう私自身も、コンポストを扱いたいと社内で話題に出てから、ある会社さんの商品を会社から支給してもらい、実際コンポスト生活を始めてみました。
ただ、その商品は動物性タンパク(お魚やお肉等)を入れられない、お野菜のゴミも細かく刻んでから入れないといけない、という制約があり、半ば挫折しかけました。
さらに、私の使い方も良くなかったのでしょうが、悪臭が数週間止まらず、またその悪臭により虫も発生させてしまいました。
色々と説明書と睨めっこしながら試行錯誤しましたが、現在発酵期間も過ぎているはずですが、実際に堆肥に仕上がったのかどうかわからない状況で、これは明らかに失敗体験だったかなと思っています。

やっぱりコンポスト難しいよ。。
そしてイチバのハコで取り扱うなら、お魚も分解できるものであって欲しいな。。
と思っていた矢先、LFCコンポストを近しい方からご紹介いただきました。
お魚が分解できる、という点について、LFCコンポストはエビやズワイガニなどの殻も分解できるとのことで、一気に興味を持ちました。
というのも、イチバのハコのお客様から、以前よりお魚は好きだし、金沢のお魚は美味しくてとっても良いのだけど、お魚の生ゴミの廃棄に困っているという声を頂いておりました。
現在日本での魚食離れが進んでいるのも、都会の生活でお魚を食べるときにどうしても出てしまう生ゴミが嫌だから、という調査結果も聞いたことがありました。
イチバのハコでは、金沢グルメの代名詞の甘エビやズワイガニも多く出荷させていただいております。
魚だけではなく、殻の硬いあの子たちも分解できるなんて、お客様にも喜んでいただけるのでは、
と思いLFCさんにご相談を差し上げたところ、今回お取り扱いをさせていただける運びとなりました。

金沢|近江町市場のお取り寄せ

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回大石さんが実際に使われている様子を見させていただきながら、お話を伺って参りました。
まず、車を止めて、すぐに目に入ったのが、駐車場に置いてある3つのコンポストバッグ。
それらは、「最近始めたもの」「生ゴミを投入し始めてから1ヶ月程経ったもの」「生ゴミの投入期間が終わり、熟成期間に入っているもの」の始めた時期が違う3つのコンポストバッグでした。
LFCさんのコンポストバッグは最初にセットについてくる「基材」に対して、毎日400gの生ゴミを投入して、2-3か月程分解を進めます。ご家庭の生ゴミの量によって期間は調整可能で、大体20kgの生ゴミを投入し終えたところで、熟成に移行させるとのことです。
成長段階の異なるコンポストバッグを開けて、それぞれの少しずつ状態が異なる感じを見させて頂き、とても興味深かったです。また、ちゃんと成長をしているコンポストは、雨が降った後の、豊かな山道の様な、芳醇な香りがしていました。
大石さんのご自宅は、金沢市のお隣の街で、周りにとっても自然が多い環境だったため、「ミズアブ」が良くコンポストバッグに産卵をしにくるらしく、土の中にも幼虫が混ざり込んでいました。
虫嫌いな方は、わっ!と思われるかもしれませんが、この「ミズアブ」、コンポスト界ではアイドル的な存在らしく、彼らが生ゴミを食べてフンにしてくれることで、肥沃な肥料が出来る手助けをしてくれるそうです。
一緒にお話を聞きに行った、LFCコンポスト経験者の方は、金沢の自宅ではミズアブは来てくれなかったとのことで、環境によって全く異なるようです。

さて、熟成まで終わった堆肥、大石さんはどんな利用をされているかというと、堆肥だけだと栄養がありすぎるということで、赤玉土と混ぜてから使われるそうです。それにより、水捌けもよくなるとのこと。
LFCさんの商品の可愛らしい布製の鉢で、ハーブや人参、ルッコラやベビーリーフなど、数々のちょっとあったら嬉しいお野菜たちを育てておられました。そして、お庭では、今年小さな家庭農園を作られたらしく、大葉やバジルなどが元気に育ち、最近種を蒔いたという、カブも小さな芽を出していました。
なんて素敵な光景ー♡と見惚れてしまいました。

金沢|近江町市場のお取り寄せ
金沢|近江町市場のお取り寄せ

大石さんは、10年程前からコンポストに興味を持ち、色々な製品を試したりしてきた中で、LFCコンポストにたどり着いたとのことです。2-3年前、ちょうどコロナ禍で、ご家庭で過ごす時間が長くなった事をきっかけに、よりコンポストをしっかりと学ぼうと決意され、この度LFC公認のアドバイザーになられました。
プラスチックのコンポストでは、分解や熟成が進んでいる時に発生する「熱」を感じられなかったのが残念だった、段ボールコンポストだと、どうしても土を混ぜている段階でやっぱり生ゴミがゴミのままに見えてしまいテンションが上がらなかった、という想いを持っていた時に、LFCのお洒落なコンポストバックに出会い、最初にその「熱」をバック越しに感じた時に、とても愛おしく思えたと語っておられました。
また、LFCさんでは、ご購入者が気軽に問い合わせが出来る専用のLINEを作られており、困った時にすぐに写真を送ったり、気軽に相談できる環境もすごく良かったとおっしゃっていました。先述の「ミズアブ」が発生した際も、LINEですぐに相談をし、それはアイドルが来てくれたから大丈夫ですと励まされたのが、続けられた理由のひとつだと話されていました。

生活をちょっとだけ変える事で見えてくる世界。そういうひとつの変化が導いてくれる自然や微生物への感謝の気持ち。
なんだかお話を聞きながら、そんな目に見えないありふれた自然界の摂理を感じ、とても健やかな爽やかな気持ちになりました。
私たちが普段いただいている食材も、全てその自然の恵み。
それらに感謝しながら、自分の家でそのサイクルを体験できるなんて、とっても素敵だと思いました。