ホタルイカ漁潜入!vol.1
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ホタルイカ漁潜入!vol.1

橋本さん.gif

投稿スタッフ

金沢|近江町市場のお取り寄せ

4月6日(火)の深夜に、イチバのハコスタッフ有志とヤマカ水産さんと富山県滑川市のホタルイカ漁見学に
参加してきました。

毎年大人気のツアーで、予約開始とともに週末の枠はあっという間に埋まってしまうほどです。
特に昨年は緊急事態宣言下でツアー自体が実施されなかったため、今年は待ちに待っての参加でした。

各々仕事を済ませて、いざ富山県へ。
高速で富山市に近づいていると、あるトンネルを抜けた瞬間、あまりにも綺麗な立山山脈が目の前に現れました。
運転中なので、写真は撮れなかったのですが、見とれてしまうほどの美しさで、富山の自然の雄大さに、一気に心を奪われてしまいました。
日本三大名峰の一つ立山は、石川県の白山とはまた違った、ごつごつとした山脈が続き、雪がまだ少し残るその山脈の峰の形状がひとつひとつくっきりと見え、これは幸先の良いスタートだなと思いました。
そしてその名の通り立山のふもとの「立山」インターで降り、滑川市に入りました。

その後、食事をとり、仮眠をとったりして、夜を待ちました。

金沢|近江町市場のお取り寄せ

そして、いざ、朝の?夜中の?2時半に「ホタルイカミュージアム」に集合し、受付を済ませました。
3時ちょうどに乗船、そして出港。
定員は25名で、2時間の間に2箇所の定置網を巡りました。
この日は新月に近い三日月。小潮と連日の天気の良さで海の状態も良好。
ちょっと前までは海が荒れていたりと、このツアーが中止されることも結構あったそうです。

富山湾の滑川沖には、現在12のホタルイカの定置網があり、4隻で各船1日2-3箇所の網を担当し、漁を行っているようです。ホタルイカの漁期はお休みなしで毎日行っているそうです。
ちなみに、富山湾といえば、4月1日に「富山湾の宝石」とも称される白エビの漁が始まりましたが、そちらは、射水市や高岡市沖の富山湾の西側で行われており、ホタルイカはこちらの東側と漁場が分かれているそうです。
そして、この富山県、定置網の数が全国で一番多く、定置網が盛んな地域です。
ちなみに、この定置網、ひとつひとつ名前が付けられているそうですよ。各々あまり統一感のない名前で、それぞれ由来に諸説あるようですが、それを探っていくのも面白そうですよね。

金沢|近江町市場のお取り寄せ
金沢|近江町市場のお取り寄せ

私たちが漁を見させていただいたのは「第二定栄丸」さん。総勢20名近くの漁師さんが乗船しており、ホタルイカ漁の船の中では大きいものらしいです。
あ、ちなみに、この漁師さんたち、実はホタルイカの漁期以外は、農家さんをしていたりお勤めをされていたりと、漁師さんではない方々もおられるそうです。
それだけ、この時期人手が必要となるということですよね。

さて、説明はここまでとさせていただき、出港からおよそ10分ほどで最初の定置網に到着しました。
「第二定栄丸」さんの近くに観光船を停泊させ、いざ漁の開始。
14-5名でタイミングを合わせながら、徐々に定置網を引き上げていきます。
中には素手の方も。
取材日、日中は金沢では18度近くありポカポカしていたのですが、夜になるにつれ、さらに滑川市だと気温がぐっと下がり、さらに海上ではそこまで風は強くないものの、5枚着込んで(ニット、フリース、ダウンなどフル活用!)いても、寒いと感じるほど。漁師さんたちの息は白くその気温の低さの中で、海水の冷たさは容易に想像できます。
さて、この引き上げていく作業ですが、潮の流れに合わせてどちら側から揚げるかを決めているそうです。
また、この作業を機械化せずに、ほぼ人力で行っているのには、潮に合わせた絶妙なタイミングの調整が必要であったり、また小さいホタルイカを捕まえるための目の細かい網に、ホタルイカや他の生き物が引っかかっていたりするため、引き上げる際に網を揺らしながら揺り落とす必要があるからだそうです。
徐々に引き上げが進んでいくと、対向側に小さな漁船が待ち構え、反対側の端を掴み、網の両端からホタルイカが漏れ逃げないようにタイミングを合わせながら、徐々に2隻の距離を近づけていきます。

引き上げ始めてから実際にホタルイカをすくい上げるまでに、30-40分ぐらい。
そしてそして、待ちに待った瞬間です。
いざホタルイカを獲るという段階で、漁船、観光船両方ともの電気を消してくださいました。
そして、そこには鮮やかな青色に発光するホタルイカが!
予想していた海面一面真っ青!というのとは違いましたが、漁師さんがタモですくい上げたホタルイカが、
暗い闇の中で青く輝きます!タモごとにそこら中に青い光の集合体が!
漁師さんが何個かを私たちの方向に投げてもくださいました!
その青の美しさときたら、変な例えになってしまうのですが、いかにも人工物のような鮮やかさで、
これが自然のものとは思えないほど!笑
なんという現代っ子のような例えになってしまい、自分の語彙力のなさにガッカリなのですが、
それはそれは曇りのない澄んだ、そして遠くからでもその存在を認識できるほどの、とびきりの青色でした。
よーくみるとそれがひとつひとつのホタルイカの命の輝きで、つぶつぶがわかるのです。
神秘的という言葉とはちょっと違った、命の強さを感じるような力強い輝きでした。

さて、長くなってしまったので、続きは第二弾へ!

ホタルイカの輝きはこちらでご覧になれます!↓↓

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