2022.09.02
待ちに待った底引き網漁解禁!
投稿スタッフ
「予想通りやー」
今年の底引き網漁解禁初日のセリ後のヤマカ水産番匠さんの第一声です。
今年もかなざわ総合市場の初競りを夕方から見学させていただき、番匠さんや石川県漁業協同組合のおさかなマイスター高岩さんにお会いしてきました。
底引き網漁は石川県を代表する漁法ですが、水産資源保護のために7-8月は禁漁になるため、地元では9月1日の底引き網漁解禁を待ちわびる人が多いです。2021年のブログでもご紹介しましたが、底引き網漁や金沢港の詳しい情報はこちらを参照ください。今年の3月に子ども向けに金沢市農業水産振興が発行された冊子ですが、詳細な情報を分かり易く紹介されています。
金沢の水産業
https://bit.ly/3RfE1Uc
2021年9月2日ブログ
https://bit.ly/3cFdAbo
解禁初日の漁獲量は例年よりも少なかったそうですが、番匠さん的には漁獲量が少ないのは漁師さんへ事前に確認されていて想定内のようでした。ガスエビ、甘えび、めぎす、はたはた、口細カレイ、のどぐろなどをセリ落とされていました。今年は漁獲量が少ないこともあり、例年以上に価格は高そうな印象でした。9/1にかなざわ総合市場で競り落とされたお魚は、9/2早朝から近江町市場に並び、朝から多くのお客様で賑わっていました。
高岩さんは初競りの日だけで4社の取材とCM撮影の対応をされ、地物を普及させるためにいつも以上に精力的に活動されていました。CM撮影には地元のアイドルも参加されていて、初競りの戦場のような忙しさと船をバックに何度も撮影されている光景のギャップは面白く見えました。
9-10月はガスエビ・甘えび・カレイなどの漁獲量が増え、そして11月に入ると金沢の冬の味覚の王様「加能ガニ」と「香箱ガニ」の水揚げが始まります!!!
11月6日のかなざわ総合市場の初競りは今年も取材へ行きますので、競りの様子をお伝えします。2021年は最高級の加能ガニのブランド「輝」がデビューし、500万円の値が付いた事もあり、例年以上に盛り上がりましたが、今年も初競りが今から楽しみです。