2020.10.13
定期便「ツキのハコ」11月食材
投稿スタッフ
こんにちは。ちょっと前までは日中は半袖でもよかった気候でしたが、
ここに来てグッと秋が深まってまいりました。
こうなってくると、俄然あったかいものが食べたくなります。食欲の秋です。
ということで、11月7日(土)お届け予定の【ツキのハコ】では「金沢おでん」をテーマとして、
皆様にご家庭でほっこりあったまっていただけたらと思います。
「金沢おでん」の定義と聞かれるととても難しいのですが、「金沢おでん」らしい具材はいくつかあると思います。
Go To Travelキャンペーンが始まり、週末は各有名おでん屋さんに行列が出来る光景が戻ってまいりました。
しかし、イチバのハコスタッフ、金沢育ちですが、「金沢おでん」がここまで人気を集めるようになったのは最近のことだと認識しております。
もちろん、他県でもそうであるように、冬におでんを家庭で食べる習慣は昔からあったのですが、私たちの認識では、日常食であり、特に珍しいものではありませんでした。
先日も、他の金沢出身者の方と、「金沢おでんって結局定義あるんやろか?」と話していて、はっと思ったことは、「金沢のおでんって夏でもお店にあるよね」という点と、「専門店が多くて、そこに鍋を持って買いに行くことはあったよね」という点と「居酒屋さんにも普通におでん置いてあるところ多いよね」という3点で、確かに私たちお出汁も好きだし、おでん、とっても大好きな県民なのかもしれません。
お出汁は各有名店さん各々企業努力されており、統一した定義はなさそうなのですが、具材では、県外の方では珍しいものがあり、それが大きな特徴なのかもしれませんね。
まず、蟹面。こちら冬の金沢の幸の代表とも言えるズワイガニのメス、香箱ガニを綺麗にむいて、内子外子を足の身が抱きかかえるように作られた食材ですが、これはたしかにおでんに入っているととても美味しいです。
(すみません、ツキのハコ発送日の11月6日が、石川県でのズワイガニ漁解禁日のため、翌7日以降にズワイガニが店頭に並ぶため、今回はお届けできないのです。)
あとは。。と考えうるもので、特におみちょだから!という食材を今回はセレクトしました!
ラインナップは以下のとおりです。
●源助大根(加賀野菜)
●丸葉春菊
●「二六」特製野菜金ちゃく(2個)
●焼豆腐
●赤巻(半分)
●ばくだん
●車麩(4枚)
●バイ貝(2-3個)
●鱈切り身(2切)
●里芋
●混合削り節(20g)
今回は、鰹節、削り節、煮干しなどのお出汁用の乾物専門店のお母さんおすすめの「混合削り節」もお届けするので、ご家庭でお出汁から作っていただけます。
また、蟹面に劣らない人気のバイ貝や、定番の車麩もお届けします。
その他、練り物の専門店の「岩内蒲鉾店」のばくだんや赤巻(半分)、きんちゃくや焼き豆腐は「二六しば田」さんのものをチョイスしました。
お野菜も、これから出荷の始まる源助大根や、金沢春菊と同種の丸葉春菊、里芋もお届けします。
そして、ツキのハコ定番の切り身は、今回は鱈を選びました。「ピカタ」のレシピを同梱しますので、そちらもお楽しみください。
そして、実は先月から、【ツキのハコ】を定期購入いただいた方限定で、無料の「オンライン料理教室」を始めました。
【ツキのハコ】お届け日の16-17時の一時間、料理研究家の谷口直子が、食材のとっておきの食べ方をお教えします!
初回様子は、前回のブログに載せましたので、併せて読んでいただけたら幸いです。
長々となってしまいましたが、気温が変わりやすく、体調を崩されている方が増えてきています。
皆様もご自愛くださいませ。