さて、そんなバタバタした状況だったので、スタッフ日記が開いてしまいましたが、GW中に同僚と小松市にある「東酒造」さんの酒蔵開放に行ってきた時のお話をしたいと思います。
今回のGWは、イチバのハコのみんなは割と遠出せずに北陸地方でゆっくり過ごしたそうです。
私も、ほとんど金沢におり、小松に2回遊びに行ったり、天気も良かったので近くの海に行ったりと、のんびりと過ごしました。
お休みが長くておみちょに行かない日が続くと、なぜかおみちょがすごく恋しくなるという、おみちょ禁断症状が続いていましたが。笑
東酒造さんは「神泉」ブランドで有名な酒蔵さんです。160年の歴史があり、現在は7代目、石川県の酒造の中でも少量の造りで、年間約300石程の量を醸造されておられます。
おみちょの酒の大沢さんの店頭で、たまに試飲会なんかもしておられ、以前お話をさせて頂いたりしていたので、酒蔵開放とのことで張り切って行ってきました！
蔵住居部分の12棟が国の有形文化財に指定されているだけあり、門構えから素敵。木造の門構えも素敵なのですが、その左手にある石造りの蔵にも見惚れてしまいます。
そして、10時ぴったりに表門が開かれ、中の様子を目にした瞬間、わっと声が出ました。古い建物でありながら整然としており、まず目に入ったのは右手にあるおしゃれなショップ。ここはおそらく普段から営業されているのではないかなと思います。試飲スペースや商品の陳列も洗練されていて、ついつい寄りたくなってしまう気持ちを抑え、まずは正面玄関の門をくぐり、左手の蔵に案内していただきました。
まず、最初に貯蔵庫の前に飾られた、酒樽たち。「普段は置いてないですけど、蔵開放用に酒蔵っぽく置いてみましたー」とお茶目なスタッフさんに説明していただきました。
貯蔵庫の次は精米の機械。これも綺麗に手入れされているのがすぐわかります。
お酒販売コーナー通って、その奥にはタンクが。
タンクの側面に、お酒造りについてのパネルが展示されていました。また、その場で試飲ができるようになっていて、まだ未発売の新酒をオススメされましたが、2人とも車で行ってしまったので、今回は香りだけ嗅がせて貰いました。
そして東酒造さんの蔵といえば、日本遺産にも指定されている地元小松で採取される観音下石を活用した石蔵が有名ですが、そのどっしりとした石蔵を内部から見させていただけたのは貴重な体験でした。また、杜氏さん専用の宿直室も見させていただき、出窓のステンドグラス風な趣もとても素敵でした。