【能登ヒバチップとは？】
以前、イチバのハコの冬の人気商品の【能登ブイヤベースのハコ】で、月桂樹の葉っぱを一緒に同梱していた際に、ハコを開けた瞬間に月桂樹の香りがしてとても嬉しかったというお客様のフィードバックをいただいたことがありました。
その時から、今後も何か香りが付いたギフトを開発出来ないかなと考えておりました。
ただ、香りのプレゼントって、個々人の好みもあるからなかなか難しいのではないかなぁとも同時に思っていました。

また、別の機会に、建築士の知り合いに能登ヒバの端材を不織布のパックに入れてお風呂に入れて入ると、とても良い香りがするよと頂き、早速試したら、まるでヒノキのお風呂に入ったかのような香りにとても癒されたことを思い出しました。
自然のものの素材の香りなら、あまり好みに関わらず、喜ばれるのではないかなと思い付きました。

能登ヒバと言えば、石川県では「アテ」と呼ばれ、県木としても親しまれています。
石川県の香りとしてはぴったりな素材だと思いました。

そんな話をスタッフミーティングでチームに伝えたところ、是非やってみようとのことで、
今回ご縁があった2件の別々の業者さまから、趣向の違った能登ヒバチップを入手することができました。

1社目は、「障がいがあっても稼ぐ」を合言葉にされて、障がいを持った方々が自分自身も楽しみながら社会との関わりを持った仕事をしていくことで、「働くこと」「生きること」への意味をしっかり見出していくことを目的に活動をされている株式会社クリエーターズ様の能登ヒバチップを購入させて頂きました。
パッケージのデザインからもお願いできるとのことで、金沢市内の「金沢彩の庭ホテル」さんや、山代温泉の「森の栖リゾート&スパ」さんもアメニティとして導入されているようです。
現品が届き、香りを嗅いだ瞬間、本当に森にいるかのような癒しの香りに、今回購入させていただいて本当に良かったと思いました。丁寧に作られていることが、香りからしっかり伝わってくる、そんな商品でした。

そして、もう1社は、1社というより、同じ想いを共有された木材を取り扱う業者様が立ち上げた、石川県地域産材活性化プロジェクト様。山主～林業～製材～加工～販売まで、一連の流れを通して石川県産の地域産材を消費者へ届けたいとの考えのもと、適正に伐採された地域産材を有効活用することで、循環型社会を創り自然、地域の活性化を目指されているプロジェクトです。イチバのハコでは、プロジェクトの一環として制作される「能登ヒバかほり箸」を作る過程で出る端材を再利用させて頂きました。

「能登ヒバ」は、数ある木材の中でも、抗菌・防虫・消臭・除湿の効果が高いと言われています。
お届けするチップ、不織布のパックも同梱致しますので、是非捨てずにご利用いただけたらと思います。
オススメの使い方としては、先ほども少しお話しした、お風呂に入れてその香りを楽しんでもらうのも良いですし、例えば普段作業などをされるデスク周りに置いていただいて、ほのかに香るその香りに癒されていただいても良いのかなと思います。
また、収納スペースに入れておいたり、靴に差し込んでいただいても、除湿・消臭の効果を発揮できると思います。

こんな、私たちの想いや、今回ご協力いただいた業者様たちの思いも詰まったギフト、
是非多くの方に知っていただけたらと思っております。