おかげさまで今月末でイチバのハコ「一周年」を迎えます。
この一年数多くの皆様に支えていただき、この日を迎えられることを大変嬉しく思います。

そんなお祝いに兼ねて、今の時期美味しくなった「鯛」を尾頭付きでお届けします。
鯛めしを炊いて一緒にお祝いしていただけたら幸いです。
この鯛めし、谷口のレシピでは、お揚げさんと新ごぼうのささがきも一緒に入れるそうで、想像するだけで旨味のオンパレードですよね。
二六さんのお揚げさん、イチバのハコの他のハコでも一時期お届けしておりましたが、優しいお味で、ファンが多くいる食材です。
先日、二六さんでそのお揚げさんの作り方を聞く機会があったのですが、全て覚えていられないほど、数多くの工程をふんで、手間暇かけて作られており、2日以上かかることから、前日の注文だと間に合わないそうです！今回、ツキのハコ用に半分のサイズを作っていただく予定なのですが、皆様、ご注文は早めにお願いいたします笑

また、最近おみちょに並び始めた地物のたけのこ。こちらは下処理をしっかり済ませてお届けします。
金沢にはたけのこと昆布を一緒に炊いた「たけのこ昆布」という郷土料理があります。
金沢市で採れるたけのこは、加賀野菜の一つとしても認定されており、実は石川県のたけのこの収穫量、
ほとんどが金沢で採れると言われています。
その昔北前船で北海道から運ばれた昆布、私たちの昆布好きについては以前お話ししたかと思いますが、
たけのこと一緒にクタクタになるまで煮込み、たけのこのシャキっとした食感と昆布のとろとろを楽しむのが金沢流。たけのこ売り場では、この時期一緒に昆布が置かれているほどです。

ただ、イチバのハコで昨年の春「おためしのハコ」をご購入された方はご存知かと思いますが、二六さんのお揚げさんと一緒に炊く谷口の「たけのこご飯」のレシピ、こちら大変ご好評をいただいており、今回、鯛めし用にお届けするお揚げさんを、そちらに利用する、という裏技もございます。
どちらにするかは、皆様にお任せいたします♫

メインのもう一つは「柳鰆」です。
石川県では、一般的に「サワラ」というと、カジキマグロを指します。
ここ、注意してくださいね。お寿司屋さんで「サワラ」を頼むと大概「カジキマグロ」が出てきますからね。
では、全国的に「サワラ」と呼ばれているお魚、こちらでは「柳鰆」と言います。
今回は、ですので、全国的に「サワラ」と呼ばれている、県外の皆様のご想像通りのお魚を切り身でお届けします。
「柳鰆の香味ソース焼き」のレシピで、お楽しみいただけたらと思います。